30日目後編
ハウステンボスに一ヶ月連続で通ってみた【最終日にワインで乾杯】
今日が「さと坊歌劇団」による、ハウステンボス一カ月通っちゃうぜ?の最終日。
今日は言ってしまえば、千秋楽なんだ。
最後を締めくくる最高のパフォーマンスをしなければいけない…
団員は私一人だけだが、そんなのは関係ない!!!
なんならファンの視線を、一人占めできるんだ。
今日は私の入り待ちと、出待ちが凄くて警備員の方にご迷惑をかけちゃう恐れすらある。

「キャーーー♡さとぼー様ぁー♡」なんつってね。
いくつものサプライズが私を待ち受けてるはずだ。
参った参った、こりゃ参ったなぁ(΄◉◞౪◟◉`)
日頃の感謝の意味を込めて、サインや写真撮影のサービスしてあげないとな。うんうん♪
そんな事を思いながら園内へと入っていった。
黄色い声援

入園すると、早速ファンと思われる若い女性グループから声をかけられた。
「さとぼー様ぁー ♡」
「待ってましたわー♡千秋楽ファイトンです(〃ω〃)ノ」
「握手して下さい\(//∇//)\」
見た目が熊の石像にしか見えないのは気のせいかい?
うん、気のせいじゃない・・・。ただの熊じゃねーか!!!
出待ち

気を取り直して今日のハウステンボスのイベントチェックをしてみると、タイミングよくミューズホールで「千年桜雅」が始まりそうだったんで、吸い寄せられるように中へ入っていった。
コレで観たのは五回目だったが、相変わらず面白かった。
悲しい事に私のファンには熊にしかいないが、「歌劇 ザ・レビュー ハウステンボス」の方々にはしっかりとした固定ファンがいる。
公演後に私もちゃっかり出待ちしたのはトップシークレットだ…。
だがチキンな私は、出待ちをしても話しかける事はしない。
他のファンの方達がキャストさんに声をかける姿や、写真を撮って貰うといったやり取りを、離れた場所からこっそりとウォッチングするタイプ。

つまりは、ストーカースタイルだ!!!
ワイン祭り
そうこうしてる間に、時刻は夕方を迎えていた。
兼ねてから最終日は「ワイン祭り」で締めくくると決めていたのでアムステルダム広場にlet’s go
噴水広場のワイン祭り会場の方が、テイスティング出来るワインの種類が100種類も多いんだけど、アーティストによるライブショーや仮面舞踏会などを観ながら嗜む事ができるアムステルダム広場をこの日は選択した。
ちなみにどちらも行き来できるセットもあるが、そうなってしまうと飲み過ぎてしまうのが目に見えているのでアムステルダム広場だけにしたのだ。
普段はワインてキャラでは全くないけど、今日だけはクールにワイングラスでも回しちゃいますか。

アムステルダム広場に着くと、早速スタッフの方にワイン祭りのシステムを聞いてみた。
3時間飲み放題で料金は2500円。
好きなワインを自分で注ぐセルフサービスだそうで、渡されたのはグラスではなく、なんとプラスチックの容器だった…。

これで、クネクネ回した所でむちゃくちゃダサいな・・・。
あくまでテイスティングという形だし、まぁ仕方ないか。大事なのは容器ではなく、味なんだ!!!
最初にワインの香りをじっくり楽しんで、ゆっくりと口に注ぎ込んだ。
口の中に広がる、樽で熟成された芳醇なブドウの香り。
舌の上で、甘さと酸味が仲良くダンスしてやがる。
キレッキレだ!!!
アーティストによるライブショーや、仮面舞踏会などを観ながらのアルコールは格別であっという間に時間は過ぎた。
ラストをしめるには、やはりあそこしかない・・・。
さよならグッバイ


最後に向かった先は、ドムトールン展望室!!!
展望室からハウステンボス全体を眺めながら、私はクールに呟いた。
グッバイ!ハウステンボス。真顔
カッコつけた私を現実に戻したのは、ガラスに反射して映った自分の顔だった・・・。
愕然とした…。
顔は赤らみ、締まりがない。ただのブスじゃねーか!!!
「グッバイとかいらねーから、さっさと帰れよブス!」
そんな心無い幻聴が聴こえてきたので、逃げるように帰路につきました。
「ハウステンボス一カ月通っちゃうぜ?」は、これにて閉幕・・・。

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