
前回のあらすじ
夜のハウステンボスを舞台に、ゴン太とマスオのLOVEが急加速。
1,300万球のイルミネーションが彩るロマンティックな園内で、二人が身体を寄せあおうとしたその時・・・
上空5,000mから、鬼の形相でダイブしてきた魔女。
キツいお仕置きを済ませたのちに、気を失った二人をトイレに監禁。
一方、その場にいなかったリリーは・・・
魔女の恐怖が今度は自分に迫ってることなど知る由もなく、園内を一人で散策していた。
【監禁病棟】恐怖の鬼ごっこ



リリーが足を踏み入れた場所は、スリラーシティにある“監禁病棟”
ここの院長は人造人間を作るため、人の臓器、骨、瞳を収集していると噂されている。
それよりも皆さんお気づきだろうか?
サイコ院長よりも遥かに恐ろしい“魔女”が、早くも彼をロックオンした事に・・・

ミツケタ・・・
ハウステンボス公式 https://www.huistenbosch.co.jp
逃亡

(イメージ図)

この建物の何処かに、監禁部屋があるはずだ・・・
ん?
この部屋、匂うな・・・
怪しい香りがプンプンするぞ・・・
恐る恐る扉を開き、部屋に入った瞬間・・・
幽霊に扮したスタッフが、奇声を浴びせながら彼の前に立ちはだかる。
『キエーーーーーーーーー!!!』


ピエーーーーーーーーー!!!!
監禁された者たちを助けに来た勇者は、奇声一発で部屋から逃げていった・・・。
追跡


この情けない声は、あの子ね・・・
クックック・・・私からは逃げられるとでも思ってるのかしら。
真っ暗闇の中でリリーを見失っていた魔女だったが、この叫び声である程度の位置を特定。
彼女は不気味な笑みを浮かべながら、幽霊が待ち構えている例の部屋へと向かった・・・。

この部屋ね・・・
部屋の中にいる幽霊は、リリーを驚かす事に成功した事で完全に有頂天。
幽霊としての自信がついたのか、今回はマニュアルを無視して奇声にアレンジを加えようとしたが・・・。
『末代まで呪ってやr・・・・』

「・・・。」

これは何のつもり?
アンタ・・・呪われたいの!?
「キャーーーーー!!!」
アレンジバージョンを最後まで言い終える事なく、魔女の餌食となった。
尋問

「許して下さい・・・私、何でもしますから!
どうか、呪うのだけは・・・」

次からは相手選んでアレンジすることね!
そんな事より、ハゲのガキがここに来たわよね!?
どっちに向かったか、さっさと教えなさい!
「あっちです!
ハゲはあっちに逃げて行きました!」

さて、お遊びは終わりよ・・・
脱出


さっきの幽霊が追いかけてきてる・・・
ナンマイダーーー!
ナンマイダーーーーーーー!

待ちなさーーーーい!
私から逃げられないわよーーーー!
ケッケッケッケーーーーーー!

しつこいなーー!
こっち来るなーーーーー!
ん?
あれは、出口だ・・・
このまま外に脱出しよう!
リリーは“監禁病棟”からの脱出に成功し、近くにあった便所に逃げ込む事にした。
そう・・・
ゴン太たちが封印されてるあのトイレだ・・・
袋の鼠


ここなら大丈夫だ。
幽霊でもアイツは女だったし、男子便所に入ってくるのはマナー違反だもんね〜!ニッヒッヒ♪


それにしても、何だこのトイレは・・・
血だらけじゃないかーーーーー!
それにこの個室のドアに貼られている封印のお札・・・
嫌な予感がする・・・
胸騒ぎを感じたリリーは、恐怖を感じながらも封印されたドアを開いた。


マスオ・・・
ゴン太ーーーーーーーーー!!!
ビニールテープで口を塞がれた、ゴン太とマスオ・・・
衝撃時なこの光景を目の当たりにしたリリーは、二人のビニールテーブルを剥がし必死に呼びかける。
背後に魔女が立ってることも知らずに・・・

クックック・・・
続く・・・
監禁病棟・・・ゴクリ
ここに誰か監禁されてるのかな〜?
僕が助けてあげないと・・・